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リスクマネジメント?ポリシー 大学基本情報

1.リスクマネジメントの考え方

大学で想定されるリスクには、業務リスク、情報セキュリティリスク、コンプライアンスリスク、イベントリスクなどがある。とりわけ大学においては、自然災害、感染症、健康被害、メンタルヘルス、業務上?就学上の事故?事件等のほか、個人情報の漏えい、研究不正や研究費の不正使用、入試ミス、セクハラ?パワハラ?アカハラなど様々なリスク事象がある。こうしたリスク事象が発生することにより、学生及び職員のみならず多くのステークホルダー(関係者)の生命や財産、名誉、そして大学への信頼が大きく損なわれることになりかねない。
世界を変える破壊的なインパクトが同時進行する時代にあるからこそ、本学が持続的な発展を遂げていくために、様々なリスク事象の発生を想定し、それを未然に防ぐ手立てを講じるとともに、不幸にしてリスクが現実のものとなってしまった場合に備えて、それに対処する上での恒常的なリスクマネジメントに取り組むこととする。

2.リスクマネジメントの基本目的

本学は、次に掲げる五つの目的を実現するため、想定されるリスクに対する体制及び対応策を検討し、危機的状況の発生を未然に防ぐとともに、日常の大学運営におけるリスクに対して適切な措置を講じ、危機的状況に陥らないように組織的なマネジメントを行うものとする。

  1. 本学の構成員(学生、職員等)の安全?健康?利益の保全 
  2. 本学の継続的かつ安定的な業務運営
  3. 本学のステークホルダー(関係者)及び社会からの信頼確保
  4. 本学の資産の保全
  5. 本学の社会的公器としての存在意義の向上

3.リスクマネジメントの行動指針

  1. 本学の構成員の安全?健康?利益の保全等を最優先に考えて行動する。と同時に、本学の利益?財産を損なわないように行動する。
  2. 様々なリスク事象の発生を想定し、予防策、発生時の連絡体制、対応マニュアル等を整備する。
  3. リスクが顕在化した場合には、被害を最小限に留め早期回復を図るとともに、主体的に責任ある行動をとる。
  4. 災害発生時には、人命の尊重を第一に、社会と連携しながら組織の機能を維持し、迅速な復旧と経営資源の保全を図り、事業を継続する。
  5. リスクマネジメントに係る継続的な啓発活動を通じて、リスク情報の全学的共有を図り、職員のリスク感性の醸成とリスク対応能力の向上に努める。
  6. リスクに関連する法令及び社会的価値観?倫理観の変化等による社会的要請をリスクマネジメントに的確に取り込む。
  7. 恒常的かつ持続的なリスクマネジメントを通じて、大学としての社会的責任を果たすとともに、本学の社会的価値を高める。

4.リスクマネジメントの実施体制

本学は、全学的なリスクマネジメント体制を構築する。学長は、本学の最高責任者としてリスクマネジメントを統括する。