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薬害HIV被害者が直面する現状と課題を学ぶ 医療?福祉系学生に被害者支援団体理事長が特別講義

学生活動

2022.07.21

武田飛呂城理事長の言葉を真剣な表情で聴く学生や教員ら

武田飛呂城理事長の言葉を真剣な表情で聴く学生や教員ら

2年次生と4年次生保健師課程の学生、薬学部1年生は、社会福祉法人はばたき事業団の武田飛呂城理事長によるゲストレクチャー「薬害エイズ事件の被害と現在?今後の課題」を聴講する機会がありました。

「薬害」というと医師や薬剤師の問題ではないかと思っていた看護学部の学生も、薬害エイズ事件の背景を知り、看護職にも求められる知識や行動、責任や人の尊厳について考える機会となりました。被害者の話を実際に聴く機会は初めてであり、被害者の方の切実な思いや本当の気持ちで、心が痛みました。また、医療従事者もHIV患者に対して差別と受け取られる行動を、ある時は無意識でしていたことに驚き、悲しく思い、残酷だと感じました。

薬害は過去のことではなく、「偏見差別を受けた」という被害者の苦しみは、これからも一生続きます。その人の人生や未来を奪ってしまったことを重く受け止め、薬害という人災的健康被害を二度と起こしてはならないことを忘れずにいたいと思います。被害者のみなさんが、もっと生きやすくなってほしいと思うと同時に、私達は対象者の安全を守り、コミュニケーションを取り、信頼関係を築けるような誠実な医療従事者でありたいと思います。

自分の経験を、見ず知らずの人の前で語ることはとても覚悟がいることだと思いますが、その努力や勇気を無駄にしないように、活かしていくことが大切だと感じました。貴重な機会を作っていただいた講師の先生に感謝します。